[果林] 果林 : …zzz

[果林] 果林 : 寝相はちょっとばかり悪い方だ

[果林] 果林 : 寝間着は、大き目のシャツ1枚とやや大胆な格好

[果林] 果林 : 目覚まし時計はセットしていない 何故なら休日だから

[果林] GM : 静かな朝だ……

[果林] ぺこら : ㌧㌧

[果林] GM : 控えめにドアが開き!ぺこら到着!

[果林] ぺこら : おはようございまーす、朝ですよー

[果林] 果林 : まだ寝ている

[果林] ぺこら : むっ、またこんな格好で……

[果林] ぺこら : 目覚ましを確認して

[果林] ぺこら : ……これは設定してませんね

[果林] ぺこら : 散らかった布団を少し整えつつ肩を揺らします

[果林] ぺこら : 起きてください果林お姉様~~~!

[果林] ぺこら : 朝ですよ~~~~!!!

[果林] 果林 : もうちょっとぉ~(起きるのを拒む)

[果林] GM : 寝相の調子で果林のでかいのがぺこらに押し付けられます

[果林] ぺこら : もう……もうちょっとと言って放って置いて、昼まで寝ていた事が何度もじゃないですか

[果林] ぺこら : っとと……

[果林] 果林 : ぺこらを抱き枕にしてしまった

[果林] ぺこら : ぎゅう……

[果林] ぺこら : ふぇふぉらは! おふぉしにふぃふぇ……

[果林] 果林 : 「……へへ、心地いいわ♪ ……zzzz」

[果林] ぺこら : 不意に、バイトの疲労が衝動の様に襲う

[果林] ぺこら : ぐったりと、重力と姉の体温に身を任せそうになって──

[果林] ぺこら : (いけない……ぺこらは、ぺこらは果林お姉様を起こしに来たのに……)

[果林] 果林 : 微睡みの中で、抱き枕?をぎゅっと熱く抱擁する

[果林] ぺこら : (……けれど、いいか。今日は休日ですし……)

[果林] ぺこら : そのまま瞼を閉じていく

[果林] 果林 : ほどよい体温と大きさと柔らかさに包まれて、極上の寝心地を得るかもしれない。

[果林] ぺこら : 「ぐう……」

[果林] 果林 : これこそ、母なる大地か━━とぺこらは思うことだろう。これが姉のもつ母性なのか、と

[果林] ぺこら : こうしてぐっすりと眠る事ができたのは何時振りだろうか。きっと、かなりの昔。

[果林] ぺこら : お姉様方にいつも、玩具の様に弄られて──

[果林] 果林 : 「……だいじょうぶよ……いもうとは、わたしがちゃんと……zzz」

[果林] ぺこら : 可愛がられていたのも過去の様に、幻燈しながら。意識を手放していく

[果林] GM : ㌧㌧

[果林] 湯女 : がちゃ

[果林] 湯女 : 「……案の定じゃないの」

[果林] 果林 : 乱れた服装で四女を抱きしめたまま寝ている次女

[果林] ぺこら : 抱き締められたまま寝間着でぐっすりしている四女

[果林] 湯女 : 「ぺこら……貴女食べられてるわよ」

[果林] ぺこら : 「ぐうぐう……、もう食べられませんよ……」

[果林] 果林 : 「おいしいわ……この水餃子…zzz」 ぺこらの耳朶を甘噛み

[果林] 湯女 : 「…………」

[果林] ぺこら : 「うぇえ……やめてください……。ぺこらはドッグフードではありません……Zzz」

[果林] 湯女 : 無言でぺこらを果林から引き剥がす

[果林] ぺこら : 「んあ……」

[果林] 湯女 : 「ほらぺこら
起きなさい」

[果林] 果林 : 「……もっと食べ━━あんっ、もう…」 
急に抱き枕を取られたので、半分覚醒する

[果林] ぺこら : 「ん……、……。はっ!!」

[果林] ぺこら : 「ぺこらは果林お姉様を起こしに行って……行って……」

[果林] 湯女 : 「コーヒー冷めるわよ……」

[果林] ぺこら : 「!! そうでした! 起きてください! 果林お姉様!」

[果林] 果林 : ゆっさゆっさ

[果林] 果林 : たぷんたぷん

[果林] ぺこら : がくがくと先程とは違いかなり激しめに肩を揺らす

[果林] 果林 : 「あ……あーあー! お、起きてるわよ…ぺこら!?」
頭が揺らされたので、此処でようやく目が覚めたらしい

[果林] 湯女 : 「おはよう寝坊助さん」

[果林] ぺこら : 「おはようございます、果林お姉様」

[果林] 果林 : 「これは……やっぱり湯女の仕業だったのね、もぅ」

[果林] 湯女 : 「冤罪よ、ぺこらの悪戯に決まってるじゃないの」

[果林] 果林 : 「せっかく、ぺこらちゃんの抱き枕で人が折角の休日を楽しんでいたのに…」

[果林] ぺこら : 「うう……、もしかしてまたぺこらお姉様方の玩具にされてました……?」

[果林] ぺこら : しくしく……

[果林] 果林 : 「ああ…もう泣かないで。はいはい、おねえちゃんが悪かったから…」

[果林] 湯女 : 「ほらぺこら、貴女楓にコーヒー淹れてもらってたでしょ
冷めるわよ」

[果林] 果林 : 急いで、ぺこらをあやしにいく

[果林] ぺこら : 「うう……、そうでした。朝のコーヒーを頂かないと、冷めてしまうと勿体ありません」

[果林] 果林 : 「よし、じゃあおねえちゃんが抱っこしてあげるわ!」

[果林] ぺこら : 「ええっ!? なにもそこまでは!」

[果林] 果林 : CCB<=70 STRx5 (1D100<=70) > 73 > 失敗

[果林] ぺこら : と言いつつ抵抗は激しくない

[果林] GM : 腕がちょっと攣った

[果林] 果林 : 「あ、あわわっ━━」 
半分、寝ぼけていたのかバランスを崩しかける

[果林] 湯女 : ccb<=75 STR×5 (1D100<=75) > 93 > 失敗

[果林] 湯女 : 「ちょっと…!」

[果林] ぺこら : ccb<=50 STR*5 (1D100<=50) > 70 > 失敗

[果林] ぺこら : 「わわっ!?」

[果林] 果林 : 三人そろって押し倒される構図ね

[果林] ぺこら : 「ばたんきゅー……」

[果林] 湯女 : 「何してるんだか……」

[果林] 果林 : 「ちょ……湯女まで倒れてこなくても…いいんじゃ、ないかしら━━」

[果林] ぺこら : 「……お、重いです。お姉様方……」

[果林] ぺこら : もぞもぞと何とかはい出ようとする

[果林] ぺこら : けど無理だった

[果林] 湯女 : 「果林……貴女寝巻きくらい着なさい……」

[果林] 果林 : 「き、着てるわよ…ちゃんと」

[果林] 湯女 : 「どこがよ、布切れ一枚の下はどうなってるのそれ」

[果林] GM : 果林がバランスを崩した。
べちゃりとでかいのが地面と果林の間でつぶれる。

[果林] 果林 : 「もう、二人とも私を押しつぶすつもりなの…!?」
一番の下敷きになっていた

[果林] ぺこら : もぞもぞと藻掻いたせいでぺこら自身の寝間着もはだけていく

[果林] ぺこら : 「きゅう~~~……」

[果林] 湯女 : 「…………」立ち上がる

[果林] 果林 : 「ナイトブラはつけてるわ…ちゃんと!」

[果林] 湯女 : 「下着じゃないそれ……」

[果林] 果林 : 上の人たちがいなくなったら、シャツを捲り上げて下着を見せつけます

[果林] ぺこら : と、とにかく立ち上がります……

[果林] ぺこら : ccb<=50 STR*5 (1D100<=50) > 3 > 決定的成功/スペシャル

[果林] ぺこら : 物凄く反射ですぐさま立ち上がれました

[果林] ぺこら : きっと目覚めもばっちりでしょう

[果林] 果林 : 立ち上がりなら、シャツを捲ってる感じですね

[果林] ぺこら : 「……っと! そうです! コーヒーです! 飲まないと!」

[果林] 湯女 : 「違うのよ果林、せめて私はズボンを履いて欲しいの」

[果林] 果林 : 「えー、寝てる時くらい自由でいたいじゃない?」

[果林] ぺこら : 「何時でも主は見ているのですから、どんな時にも恥ずかしくない恰好をするべきですよ」

[果林] 湯女 : 「いや……そうね、そうよね
貴女そういう子だったわね……」

[果林] 果林 : 「それとも、湯女は……スースーすると落ち着かないのかしら?」 
と湯女のお尻を軽く触ります

[果林] ぺこら : と言いつつぺこら自身は寝間着が崩れてる

[果林] 湯女 : 「あっ……」

[果林] 湯女 : 「セクハラはやめなさい」

[果林] ぺこら : 「……っと、後は湯女お姉様に任せます!」

[果林] ぺこら : 先の事に気付かぬまま、バタバタとリビングへコーヒーを飲みに行きます

[果林] 果林 : 「ふふ、女同士で家族同士じゃない…減るものじゃないし」

[果林] 果林 : 「って……ぺこらちゃん、そのままリビングは!」
急いで末っ子を追いかけます

[果林] 湯女 : 「いや貴女ねえ……って」

[果林] GM : ぺこら離脱!

[果林] 果林 : 「あら、いつものことでしょ♪」 
湯女へ投げキッスする

[果林] 湯女 : 「…………」投げキッスを避ける

[果林] 果林 : 「あん、もう……ノリが悪いんだから、湯女は」

[果林] 湯女 : 「寝起き良いわよね貴女……」

[果林] 果林 : 「ふふ、そんなことないわ……今も半分は夢心地よ」

[果林] 果林 : 部屋の時計を見て、だいぶ時間が進んだことを確認する

[果林] 果林 : 「あ、いけない……もう朝食の時間すぎてるじゃない!?」

[果林] 湯女 : 「楓が待ってるわよ」

[果林] 果林 : 「ええ、いきましょうか……おねぇさま♥」 
悪戯そうに湯女に飛びつく

[果林] 湯女 : 「……ええ、可愛い妹」
頭を強く撫でる

[果林] 果林 : とても喜んだ顔を垣間見せる。そして二人ともリビングへ向かって行った。

[果林] GM : 行った。

[果林] 果林 : 「っと……今日は何を着ようかしら?」
クローゼットを漁り、ややセクシー目な服を手に取る

[果林] 果林 : 「たまのおでかけだし、派手に着飾りたいのは……あるわ」

[果林] 果林 : CCB<=85 早く身支度できるかをDEXx5で判定 (1D100<=85) > 52 > 成功

[果林] GM : はやい!

[果林] 果林 : 「よし、こんなところね。髪が短いとセッティングも早いから便利よね♪」

[果林] 果林 : 「よし、それじゃあ…そろそろ、からかいにいくわ」 
湯女の部屋へ向かう

[果林] GM : 行った

[果林] GM : ガチャリ!

[果林] ぺこら : 「……あれ、誰も居ませんね」

[果林] ぺこら : 「しかしぺこら程では無いとはいえなかなかの雑多さ……」

[果林] ぺこら : 脱ぎ捨てられた下着や、畳まれていない布団など

[果林] ぺこら : 「っと、こういうのは家族であっても人目に触れさせないでしょうに」と下着を畳んで

[果林] ぺこら : 「布団も……」と畳もうとして

[果林] ぺこら : それは仄かに暖かく

[果林] ぺこら : 記憶にぴりりと何かを訴えていた

[果林] 果林 : 「……!」

[果林] 果林 : 涙を零していたような果林が突如、部屋に入ってきて

[果林] 果林 : ベッドへとも振り込んだ

[果林] 果林 : 「……最低よ、私……」

[果林] ぺこら : 「……! す、すみません! 勝手に上がって……!」

[果林] 果林 : 「ぺ、ぺこら……ちゃん?」

[果林] 果林 : 「ごめん、ちょっと一人にさせて……」

[果林] ぺこら : 床の布団の塊に居た

[果林] ぺこら : 「……わかりました」

[果林] ぺこら : がちゃりと、自室へ

[果林] 果林 : 「ありがと……」

[果林] GM : 行った。

[果林] 果林 : そのまま1人になったことを確認し、枕を濡らした。

[果林] 果林 : 「あ、あれ……ない」

[果林] 果林 : 「ない……嘘、なんで……」

[果林] 果林 : 部屋をがしゃがしゃと荒らすように漁る

[果林] GM : ジリリリリーン!ジリリリーン!

[果林] GM : 電話だよ~

[果林] 果林 : 誰からの電話かを見ます

[果林] GM : 「父」

[果林] 果林 : 通話を試みます

[果林] GM : 「返してもらうものがあるだろう?お前に預けていた書類を返してもらう
 少々用入りになった」

[果林] 果林 : 「……どういう、つもりなのお父さん?」

[果林] GM : 「大至急送ってくれ(^^)」

[果林] 果林 : 「それが、見当たらなくて……何度も探しているのに」

[果林] GM : 「困ったな……すぐに必要なものなんだが
 どうにか見つけ出してくれ」

[果林] 果林 : 「……わかりました」

[果林] GM : ブツッ!

[果林] GM : ツーツー

[果林] 果林 : 「……困ったわね、本当に」
ため息

[果林] GM : ㌧㌧

[果林] 果林 : 「……誰?」

[果林] 湯女 : がちゃり

[果林] 湯女 : 「お悩みかしら?」

[果林] 果林 : 「……湯女には、関係……ないわ」
視線を逸らす

[果林] 湯女 : 「そんな…私とは遊びだったのね
およよ」

[果林] GM : ジリリリリーン!!!!!

[果林] GM : 電話だよ!!

[果林] 果林 : 誰からなのか見てみます

[果林] GM : 「父」

[果林] 果林 : 「…お父さん、何よまた」
電話を取る

[果林] 湯女 : 「出たら?」

[果林] GM : 「ハッハッハ!具体的に何の書類が必要か言い忘れてたな!!
 お前の前の母さんに関係する書類だ!出張先に送ってきてくれ(^^)」

[果林] 湯女 : 「…………」

[果林] 湯女 : 「声がデカすぎるのよ馬鹿親父…………」

[果林] 果林 : 「……ちょっと!」

[果林] GM : 「ああ…?湯女もいたのか!
 まあお前たちの年頃なら別に動揺することじゃないだろう?
 果林が連れ子だなんて…」

[果林] 果林 : 「なんで、今…話すのよ、そのことを━━」
涙声に

[果林] 湯女 : 「あのねぇ……
もう少し雰囲気とかあるでしょう……」

[果林] GM : 「ん~? なんか間違ったか!?
 ハッハッハ!すまん!」

[果林] 湯女 : 「いきなり言うのはデリカシーとかそういう問題じゃないわよ……」

[果林] 果林 : 「もうしらない……!」
電話を切ってベッドに投げつける

[果林] 湯女 : 「………………」

[果林] 湯女 : 「え、マジ?」

[果林] 果林 : 「……一番、聞かれたくなかったのに……」

[果林] 果林 : 「湯女だけには……ぅぅ……聞かれたく……」
ここで泣き崩れてしまう。

[果林] 湯女 : 「ああ、ほら……泣かないの」
抱きしめる

[果林] 果林 : 「……でてって」

[果林] 果林 : 「実の妹なんかじゃない……他人の部屋なのよ、ここ」

[果林] 湯女 : 「……まさか、私に聞かれたくなかったって
妹じゃなくなるからってこと?」

[果林] 果林 : 「……そうよ」

[果林] 果林 : 「そうしたら、今までのようなことは━━もうできない」

[果林] 果林 : 「ぺこらちゃんを抱き枕にするのも━━」

[果林] 果林 : 「悪戯好きの楓ちゃんをイタズラ返しで諌めることも━━」

[果林] 果林 : 「姉妹ってことを建前にして、貴方と触れ合うことも━━」

[果林] 果林 : 極力…涙を見せないように、顔を俯かせる。

[果林] 湯女 : 「あのねぇ…………」

[果林] 湯女 : 「いやもう…ほんと……」

[果林] 湯女 : 「何言ってるの?」

[果林] 果林 : 「……え」

[果林] 湯女 : 「この家でみんなと暮らして、よくその感想が出るわね……」

[果林] 果林 : 「だ、だって━━」

[果林] 湯女 : 「相当な侮辱よそれ」

[果林] 湯女 : 「私だけじゃなく、楓にも、ぺこらにも」

[果林] 果林 : 「……けれど、私は……さっきの電話の通りに、貴方達とは」

[果林] 湯女 : 「はぁ〜〜〜〜」

[果林] 湯女 : 「血が繋がってないと、一緒に朝ごはん食べちゃダメなの?」

[果林] 果林 : 「……そ、それは…」

[果林] 湯女 : 「抱き枕にすることだって、悪戯することだって、別に血が繋がってないとできないことじゃないでしょ」

[果林] 湯女 : 「というか血が繋がってないと何がダメなのよ」

[果林] 果林 : 「……ダメっていうか、私にそんな資格が…」
いつものように、強気な果林を演じられない

[果林] 湯女 : 「ほんっとに面倒ね貴女……」

[果林] 果林 : 「あ、貴方にいわれたくは━━」 
幾何か、顔を上げた

[果林] 湯女 : 「隙アリ」

[果林] 果林 : 「…!?」

[果林] 湯女 : 唇を重ねた。

[果林] 果林 : 湯女の唇が触れてきた刹那、己の内に溜めていた感情が涙となって、一気に放流する

[果林] 湯女 : そのまま、果林をベッドへ押し倒す。

[果林] 果林 : 「……はぁっ……ゆ、な……」

[果林] 湯女 : 「真っ先に家族の心配されるの、湯女ちゃんはちょっと複雑だったわよ」

[果林] 湯女 : 「私との関係を気にして欲しかったわぁ……」

[果林] 湯女 : 軽い口調で、果林の服に手を入れる。

[果林] 果林 : 「……湯女。」
されるがままに、彼女を受け入れる

[果林] 湯女 : 「ねえ果林」

[果林] 果林 : 「……なぁに、湯女」

[果林] 湯女 : 「こういうことするなら、血の繋がりが無い方が都合良いんじゃない?」

[果林] 果林 : 「……ふふ、莫迦ね。私も、それは思ったわ」

[果林] 果林 : 涙ながらも、笑みを見せる。

[果林] 果林 : 「でも……妹であることを、利用してきたから━━今更、そんな虫のいい話しが赦されるかどうか、ずっと不安だったの」

[果林] 湯女 : 「あれだけ誘っても反応してくれなかったの、私に魅力がないんじゃないかって心配してたのよ」

[果林] 果林 : 「ちがうわ……湯女。私、本当にこんな狡いままでいいのか━━悩んで、臆病になってたの」
指を絡ませにいく

[果林] 湯女 : 「狡い女にそれ言う?」
苦笑しながら

[果林] 果林 : 「貴方はいつも魅力的で……愛おしくて」

[果林] 果林 : 「統べてが、欲しかったの」

[果林] 果林 : 「けれど…私も貴方も、似たようなものだから━━どこが、本心で……どこが、うそなのか」

[果林] 果林 : 「迷路に迷い込んでしまったのでしょうね、きっと」
苦笑い

[果林] 湯女 : 「ロマンチックね……」
ベッドから立ち上がる

[果林] 湯女 : 部屋の真ん中で、果林に見せ付けるように、帯を解く。

[果林] 果林 : 「そう? それはいつものことよ、湯女。貴方との時間は全てが━━素敵」

[果林] 果林 : こちらも起き上がり、身に着けているものを1つ1つ、脱ぎ捨てる。

[果林] 果林 : それは、ココロの障壁を取り払うかのように。

[果林] 果林 : ━━━身も、心も、裸になる。

[果林] 湯女 : 「貴女風に言うなら……そうね……
私の身体に、足跡付けてみない?」

[果林] 果林 : 「いいの? こんな私で……一つ屋根の下にいて、ずっと同じ年の女の子に欲情していた、こんな私で」
口ではそう云うものの、表情はとても嬉しそうにしている。

[果林] 湯女 : 答えの代わりにキスをした。

[果林] 果林 : その答えが、一番欲しかった。

[果林] 湯女 : そのまま、ベッドへ押し倒す。

[果林] 果林 : 嬉しくて、嬉しくて━━

[果林] 果林 : 押し倒される腕をしっかり掴みながら、自らも倒されに行く。

[果林] 果林 : 「ふふ、なんだか慣れてるわね……湯女」

[果林] 湯女 : 「散々貴女で練習したもの」

[果林] 果林 : 「それは、私も、同じよ……」
そのまま、両腕を彼女の首に回して…抱き寄せるようにキスの雨を降らせる。

[果林] 湯女 : 「かりん……」

[果林] 果林 : 「ん……裸で抱き合うの、ちょっとヤバいわね」

[果林] 果林 : 「私のと、ゆめのが触れあって……なんだか、とても感じるの」

[果林] 果林 : 重なり合う少女の胸と胸

[果林] 湯女 : 「クセになったらどうしましょう……」

[果林] 果林 : 「毎晩、私のベッドに来ていいわよ…湯女」

[果林] 湯女 : 身体全体を擦り合わせ、音を立てて舌を絡め合わせる

[果林] 湯女 : 「……本当に毎晩行くわよ?」

[果林] 果林 : 水音を響かせて、舌と体で融け合う様に交わりを強くする

[果林] 果林 : 「もちろん、寝間着はナシで……ね?」

[果林] 湯女 : 「ん……悪影響受けちゃってるわね……」

[果林] 果林 : 「ホント、誰に似たんだか……うふふ」

[果林] 果林 : 無意識に、手を……湯女の下の方へ下の方へとなぞってゆく

[果林] 湯女 : 「あ……」

[果林] 果林 : 頬、首、胸、腰、そして━━

[果林] 湯女 : 撫でられる度、びくりと身体が跳ねる。

[果林] 果林 : 「湯女。いいわね?」
彼女の入り口の手前で、一旦指を止める。

[果林] 湯女 : 「……焦らさないでよ、意地悪」

[果林] 果林 : 「本当に、可愛いんだから……湯女。貴方も、来て━━」
左の手で、湯女の右手首を掴み、誘う

[果林] 湯女 : 軽く撫で、指を少しずつ挿れていく。

[果林] 果林 : 愛しい彼女の内側へと、侵入する。

[果林] 果林 : 「こんなことになるなら、ちゃんと爪を切っておくべきだったわ……」

[果林] 果林 : 「ま、数日前に整えたから…傷にはならないと思うけれど」

[果林] 湯女 : 「んふ、これが破瓜の痛みなのかしらね?」

[果林] 果林 : 「ちょっと、湯女ったら━━もう、本当に貴方って人は」

[果林] 湯女 : 徐々に、動きを早めていく。

[果林] 果林 : 「━━好きよ、セカイで1番に」

[果林] 湯女 : 「私も、愛してる━━」

[果林] 果林 : 深く、口づけをしながら…指も最深部へと沈めていった。

[果林] 湯女 : 「あ、はぁ……♡」

[果林] 果林 : 「もし、何度生まれ変わったとしても……きっと、貴女とは、こうしていると思うの」

[果林] 湯女 : 動きをシンクロさせるように、指を深い場所へと沈める。

[果林] 果林 : 「なんてね、ふふ……ちょっと、ふざける余裕も……なくなって、ぁぁ……んんっ…!」

[果林] 湯女 : 「は、んぁ……かりん、好きよ……」

[果林] 果林 : 昂りが急激に上昇する。それは女としての、核たる核に愛した女から触れられたからか。

[果林] 果林 : 「んん……あい、して━━る。ゆな……ゆなっ、ゆな━━」

[果林] 果林 : 相手の名を、愛しい名前を呼ぶだけで、もう精一杯だ。

[果林] 湯女 : 愛した女の甘い声で、脳がびりびりと痺れる。

[果林] 湯女 : 「か、りん……♡」

[果林] 果林 : 視界が白みかかってゆき、全身を包み込む刺激も…最高潮まで、あと僅かで達する。

[果林] 果林 : 「ゆ、な……♥」

[果林] 湯女 : 耳を甘く噛み、囁くように、名前を呼ぶ。

[果林] 湯女 : 愛を語る。

[果林] 果林 : 腰をしっかりと抱いて、愛を語る。

[果林] 湯女 : 「かりん、すき、あいしてる、すき……すき♡」

[果林] 湯女 : 媚びた甘い声。

[果林] 果林 : そして、もう一つの手で、絡ませた指でしっかりと相手を捕まえる。

[果林] 果林 : 「すきよ……ゆな。ほんとうに……ゆなが……ゆなっ…♥」

[果林] 湯女 : 身体を密着させているからか、それともお互いの名前を呼び合っているからか。
境界線がわからなくなっていく。

[果林] 果林 : 汗で、滴る蜜で、唾液で、ぐちゃぐちゃになった二人。

[果林] 果林 : もう、二人を阻むものは━━この世界には存在しえないだろう。

[果林] 湯女 : あまりに無様な顔を見せないように、必死に耳元で愛の言葉を吐く。

[果林] 湯女 : 溶け合って、ひとつになってしまいそう。

[果林] 果林 : 「ゆな……わたし、もう━━」

[果林] 果林 : 身の震えが一段と激しくなる。

[果林] 湯女 : 「かりん…かりん…っ」

[果林] 果林 : 「ゆな…ゆな……」

[果林] 湯女 : 喘ぐ声に、涙が混ざる。

[果林] 果林 : 彼女の貌にキスを幾度も施す。

[果林] 果林 : 涙を掻き消すために。

[果林] 湯女 : あまりの快感に、ひとつになれることの喜びに、愛の言葉に。
涙が流れる。

[果林] 湯女 : 「や……かお、みないれ……♡」

[果林] 果林 : 「……もっと、よく……みせて…♥」

[果林] 湯女 : 見られたくない。
気持ち良くて、嬉しくて、表情が崩れきった顔なんて。

[果林] 果林 : 「せかいで、一番きれいな…ゆなの、かお…」

[果林] 果林 : 「ほんとうに……きれいよ、うつくしい……わ」

[果林] 湯女 : 「やら……ぁ……♡」

[果林] 果林 : 視線を逸らさない。一分一秒たりとも、彼女以外のモノを視界に入れておきたくない。

[果林] 湯女 : かろうじて指を動かすのは止めていないが、息も絶え絶えで、身体は痙攣し続けて。

[果林] 果林 : 「ゆな……すき、すき、すき……」

[果林] 果林 : 己が何を口走っているのか。そんなことはどうでもいい。

[果林] 果林 : 今は本能のあるがままに、彼女を愛させてほしい。

[果林] 湯女 : 視線が交差する━━ただそれだけ。
彼女の言葉が耳に届く━━ただそれだけ。

[果林] 果林 : ただそれだけが━━とても幸福なのだ。

[果林] 湯女 : ただそれだけで、身体が悦び、跳ね、濡れる。

[果林] 湯女 : 好き、愛してる、果林。
その3つをひたすら繰り返す。

[果林] 果林 : そうして、愛おしき時間は……名残惜しくも、一旦の終幕へと近づいていく。

[果林] 果林 : 好き、愛してる、湯女。
その3つをひたすら繰り返す。

[果林] 湯女 : 2人の身体が一際大きく跳ね、そのまま脱力する。

[果林] 果林 : 「ゆ、な━━!」

[果林] 湯女 : 「かり、ん━━」

[果林] 果林 : 最後に力強く、相手の名を呼んで……抱き合いながら、ごろんとベッドに臥せた。

[果林] 果林 : 「はぁっ…はぁっ……はぁぁ……」

[果林] 湯女 : 「ぁ……う……」

[果林] 果林 : 「……みて、これ……湯女のよ。凄い、粘り気があって糸引いてるわ……」

[果林] 果林 : 引き抜いた指を彼女の目の前で開き、にちゃぁ、と音を立てる。

[果林] 湯女 : 「みせないで……」
腕を交差させ、顔を隠す。

[果林] 果林 : 「ふふ……湯女って、こんなにすごかったのね。わたし、しらなかったわ……」

[果林] 果林 : 濡れた指先を舌で舐めとり

[果林] 湯女 : 「私もびっくりよ……
こんなに、気持ちいいなんて……」

[果林] 果林 : 「……さすがに、甘いってのはないわね。なかなかにしょっぱいわ」

[果林] 湯女 : 「言わないでよぅ……」

[果林] 果林 : 「どう…? ちょっと味わってみない??」

[果林] 果林 : 舐めた指先を、いたずらに彼女の口元へと運んだ。

[果林] 湯女 : 口を開け、指を迎え入れる。

[果林] 果林 : 「……私と、湯女が交わった……証し、よ」

[果林] 湯女 : 口腔内を音を立てて掻き回す指を、舌で抑えつけようとする。

[果林] 湯女 : しかし、呼応するかのように、お腹の下の辺りが熱くなる。

[果林] 果林 : 「……あの、ね」

[果林] 湯女 : 「なぁに?」

[果林] 果林 : 「湯女……私、また…その…したく、なってきたの…」
恥ずかしそうに、伏し目がちになりながら

[果林] 湯女 : 「……おいで」
腕を開いて迎え入れる。

[果林] 果林 : 彼女のサディズムを喚起させたと思ったが、ただ湯女は優しく包み込んでくれた。

[果林] 果林 : 「━━愛してるわ、ゆな」
その胸に飛び込む

[果林] 湯女 : 「私も愛してるわよ、果林」
抱きしめる。

[果林] 果林 : そうして、繰り返される愛の営み。

[果林] 果林 : 気が付けば、平日の朝7時を間もなく迎えようとしている。

[果林] 果林 : ━━が、それもいいだろう。

[果林] 果林 : 学校なんかよりも、大切な物がそこにあるのだから。

[果林] 果林 : 「……もう、朝ね」

[果林] 湯女 : 「今日は休みましょう……」

[果林] 果林 : 小鳥のさえずりが、日差しの差し込む窓から聞こえてくる。

[果林] 果林 : 「それって、まだ物足りないってことかしら━━?」

[果林] 果林 : けだるげに、目の前で寝ている湯女の腰に手を回す

[果林] 湯女 : 「だ、だって……
果林、上手なんだもの」

[果林] 果林 : 「湯女こそ、ちょっと私の弱点ばかり攻めてきて……私…何度、飛んだことかしらね」
微笑む

[果林] 湯女 : 「ダメなのよ私……
なんかすごい好き好き言っちゃう……」

[果林] 果林 : 「良いじゃない…湯女。私は好きよ?
 貴女に『すき』って言われるのは。何回聞いても飽きないの」

[果林] 湯女 : 「私、マゾの気もあるかもしれないわね……」

[果林] 果林 : 「よく言うじゃない……」

[果林] 果林 : 「Sだと思い込んでいた人ほど━━実はMかもしれない、って」

[果林] 果林 : そう言いながら、湯女の敏感なところに爪を立てた。

[果林] 湯女 : 「っあ……♡」

[果林] 果林 : 「ホント、好きよ……湯女。そんな、あなたの統べてが」

[果林] 湯女 : 「私も、愛してるわ……果林。貴女の全てを」

[果林] 果林 : 二人は自然と、見つめ合い、顔を…唇を近づけて、交わりを再開した。

[果林] 湯女 : 「ちょっと……激し━━♡」

[果林] 果林 : 「だって、まだ足りないもの」

[果林] 果林 : 「湯女を全て味わいつくすまでは……私、やめないわ♥」

[果林] 湯女 : 「待って、また……イッ……」

[果林] 湯女 : 「うぁ……♡」

[果林] 果林 : ━━そのまま、寝起きの彼女を導いた。

[果林] 果林 : だが、それで休みを与える間もなく……上下を入れ替えるように、もぞもぞと体をくねらせる。

[果林] 果林 : 「こういうの、蛞蝓のような交尾っていうの……あながち、嘘ではなさそうね」

[果林] 湯女 : どちらからともなく攻め、受け、時間と体力の許す限りその身体を重ね続ける。

[果林] 湯女 : 私は全身に満遍なくキスマークを付けられ、噛まれ、既にぐったりとしている。

[果林] 果林 : 互いの体に痕を刻み、愛をささやき、

[果林] 果林 : そして、また抱き合いながら眠りに落ちる。

[果林] 湯女 : 意識が覚醒すると、再び身体を重ね合わせる。

[果林] 果林 : ウロボロスの蛇のように終わることのない愛の円環。

[果林] 湯女 : 夢の中でも、現実でも、2人は溶け合う。

[果林] 果林 : 「……ゆな」

[果林] 湯女 : 「かりん……」

[果林] 果林 : ━━私達は、恋(あい)に落ちた。

[果林] 湯女 : 私達は、恋に堕ちた。

[果林] 果林 :  

[果林] 湯女 :